自分では自分の身体を完全に管理することが出来ません。
障害に気付いた時には手遅れで手術をしなくてはならず野球を今まで通り行うのが困難になってしまう子もいます。
自分では自分の身体を完全に管理することが出来ません。
障害に気付いた時には手遅れで手術をしなくてはならず野球を今まで通り行うのが困難になってしまう子もいます。
- 発育期(成長期)であり骨が発達途中
- 体に左右差や姿勢異常
- 動きに 「硬さ」 や 「乱れ」 がある
- 筋力の 「弱さ」
- 関節に 「緩み(ゆるみ)」 がある
- 投球フォームは?
- 練習時間・投球数の問題
※山崎医師の野球肘の原因と問題点より
野球肘とは
成長期にボールを投げすぎることによって生じる肘の障害を野球肘といいます。
投球時や投球後に肘が痛くなります。
肘の伸びや曲がりが悪くなり、急に動かせなくなることもあります。
日本整形外科学会より
肘の痛みには大きく分けて3つのタイプがあります。
理由1
内側の痛みは発生初期から痛みが出てからでも、手遅れにならない。
外側は発生初期は症状がない。
理由2
発生初期の症状がない為、医療機関の受診が遅れる。
手術が適応になってしまうことがある。
症状
- 投げる際の痛み
- 肘内側を押すと痛い
- 腕の曲げ伸ばしに制限がある
このエクササイズを1週間行っても変化がなかった場合すぐにご相談下さい。
投球動作の加速期における外反ストレスによって、腕橈外反ストレスによって、腕橈関節と呼ばれる肘関節の外側に圧迫力が働き、さらにフォロースルー期で関節面に捻りの力も働きます。
アメリカに次いで多くのメジャーリーガーを輩出しているカリブ海の小国・ドミニカでは?
痛みが無い場合でも進行している場合がありますので、定期的なエコーでの観察を推奨しております。
もし、痛みが出た場合は早急にご連絡ください。
後方型は減速機(follow-through)に肘伸展位で、尺骨肘頭に牽引力が加わり剥離や疲労骨折などの変化をきたします。
痛みが出た場合は早急にご連絡ください。
2014年に野球チームに所属する小学生1200人を対象に、肩や肘、股関節の柔軟性や筋力など150項目を調査した上で、その後の1年間で肘に痛みを訴えた子どもの結果に共通する10項目をピックアップし、野球肘の発症リスクを予測するチェック表を作成した。
具体的には以下の項目になっている。
- 投手経験がある
- 肘を痛めたことがある
- 肩を痛めたことがある
- 体重が35kg以下
- 練習が週20時間以上
- 肘が左右同じように伸びない
- 肘が左右同じように曲がらない
- 片足立ちが3秒間できない
- (うつ伏せで片足を折り曲げて)お尻とかかとの距離が10cm以上開く
- 股関節が固い(仰向けで片膝を折り曲げて110度以下)
- 発育期(成長期)かどうか?
- 体に左右差や姿勢異常がないか?
- 動きに「硬さ」や「乱れ」がないか?
- 筋肉に「弱さ」がないか?
- 関節に「緩み(ゆるみ)」がないか?
- 投球フォームは?
- 練習時間・投球数は?
- 栄養は足りているか?
山崎医師より